岩手県のパワースポット紹介


沖縄県のパワースポット5選

・大石林山(安須杜)

沖縄県国頭郡国頭村字宜名真1242-1

大石林山は、昔から聖地として知られている場所で、見た目の険しさと亜熱帯特有の自然が同居している楽園のような場所です。トレッキングコースも整備されているので年齢を問わず楽しむことが出来ます。

パワースポットとしての大石林山は、決してエネルギーが強いスポットではないのですが、自然特有の澄んだエネルギーに満ちていて、静かに心を整えることが出来そうです。


・ガンガラーの谷

沖縄県南城市玉城字前川202番地

ガンガラーの谷は、沖縄県でしか見ることが出来ない亜熱帯の自然が豊かな場所です。数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れて出来た地形で、太古の自然を楽しむことが出来る数少ないスポットです。

パワースポットとしてのガンガラーの谷は、精霊なども含め、様々な霊的な存在がいます。良いものも悪いものもかなりの数がいるため、訪れる人の態度(マナー)や気持ち次第で良い場にも悪い場にもなります。自然への敬意を忘れずに訪れれば良い結果になると思いますよ。


・命御庭(ぬちうなー)

沖縄県うるま市与那城宮城

命御庭は、「ぬちまーす(命の塩)」というミネラル分が非常に高い塩を作っている工場がある宮城島の複合施設です。

パワースポットとしての命御庭は、人霊が少なく精霊が多く住んでいるようです。人霊が少ないため穢れが少なく心を落ち着けるには良い場所だと思います。


・波上宮(なみのうえぐう)

沖縄県那覇市若狭1-25-11

波上宮は、琉球王国によって特別の扱いを受けた琉球八社の一つで、全国一の宮会より琉球国新一の宮(琉球の中でも最も社格が高いという意味です)に認定されている神社です。

パワースポットとしての波上宮は、エネルギーが明るくそばにいる人たちを元気にしてくれます。結界の力も強く悪いものが入ってくることもありませんので、気持ちをリフレッシュさせ活力を得ることが出来ると思います。


・シルミチューの霊場(しるみちゅーのれいじょう)

沖縄県うるま市勝連比嘉1606

シルミチューの霊場は、浜比嘉島にあるパワースポットで、沖縄を作ったといわれる男性の神様シネリキヨと女性の神様アマミキヨをお祀りしています。

しかし、霊視をしてみると、何故か沖縄ではあまり見ることがない日本神道の神さまがおられました(霊視した時間や場所の影響もあるのかもしれませんが・・・)。

精霊や人霊の姿は無く、とても静かで研ぎ澄まされた霊的環境となっています。静かに自分を見つめ直すのに最適な場所かもしれません。


出典: スピたま




沖縄のパワースポット10選

・聖なる祈りの場。

世界遺産「斎場御嶽」(せーふぁうたき)

斎場御嶽は、沖縄の数ある御嶽の中でも最高位とされる。世界遺産でもあり、観光名所として定着しているが、本来は今も信仰の続く聖なる祈りの場。心を穏やかにし、敬けんな気持ちで訪れたい。そうすればきっと何かを感じるに違いない。


・神の島「久高島」

沖縄本島から高速船で約15分の小さな島。琉球開びゃくの祖アマミキヨが天から舞い降りて、ここから国づくりを始めたという琉球の聖地だ。神の島と呼ばれるだけあり、島のいたるところに聖地が点在し、すべてに意味がある。ピンポイントで回るよりも、じっくり巡るのがお勧め。


・琉球風水の最高峰「首里城」

そもそも、なぜ首里が琉球王国の中心となったのかというと、この地が琉球風水で最高の気脈を持つ聖域だからとされる。首里城には県内でも格式の高い御嶽(うたき)が集まり、古くから人々の信仰の拠り所であった。首里城を見学して、その風水パワーに触れてみよう。


・太古のオーラを感じる「ガンガラーの谷」

那覇空港から車で約30分、鍾乳洞が崩壊してできた谷間に川や森が広がる自然あふれるスポット。そこには、古くから人々が信仰してきた岩や古代人の居住跡などがあり、神秘的な自然の魅力に満ちている。


・島全体がパワースポット「浜比嘉島」

沖縄本島から海中道路を渡って行く離島の浜比嘉島。琉球開祖のアマミキヨは久高島に降り立ち、その後浜比嘉島に住居を構えたという神話が残る。現在も「シルミチュー」「アマミチュー」という霊場があり、無病息災や子宝祈願にご利益があると言われている。その他にも神々にまつわるスポットがあり、島全体が拝所のような聖なる島だ。


・伝説が残る恋の島「古宇利島」

古宇利大橋からの絶景が人気のスポット古宇利島には、沖縄版のアダムとイブ伝説が残る。そこから古宇利島は「恋島」と呼ばれるようになり、転じて「古宇利島」となったとされる。島内には縁結びの御嶽がいくつもあるロマンチックな島だ。


・大自然のパワーみなぎる「大石林山」

沖縄県北部のやんばるの森にあり、ひときわ大自然の力強さを感じるスポットが大石林山(だいせきりんざん)。2億年の時をかけてできた岩山は、琉球祖神アマミキヨが沖縄で最初に作った聖地といわれている。心身のバランスを整えるというパワーストーンや、特別な力を持つというガジュマルなど、大自然の神秘に満ちた聖地だ。


・神話や伝説の宝庫「宮古島」

透明度抜群の海や豊かな自然で人気の宮古島。実は周辺諸島を含めると900もの御嶽があるといわれ、数多くの神話や伝説が残る「パワースポット」が集まる島だ。「漲水御嶽(はりみずうたき」や「盛加井(むいかがー)」など、今でも地元の人の生活に根付いている神聖な場所があり、トロピカルなイメージとは違った宮古島を感じることができる。


・宮古島から15分の小さな小さな島

「大神島」

宮古島から船で約15分、人口30人にも満たない小さな大神島は、名前のとおり神の島として有名。古くから神事を大切にしていて、以前は島外からの人々を受け入れていなかったほどだ。それゆえ島の中は今でも静かで、南国の自然がありのままに残っている。入れない聖域などもあるが、島を歩くと自然の神様に愛された島ということを肌で感じられるはず。



・「伊江島」シンボル・城山にパワーをもらう

沖縄本島からフェリーで30分の離島・伊江島もパワースポットと言われる場所が点在している。島の中央にある城(通称タッチュー)は古くより信仰の対象で、中腹にある御嶽は航海の安全や豊作などを祈願する拝所になっている。また、子宝祈願で有名な「ニャティヤ洞窟」などもある。


出典: たびらい 沖縄




沖縄の聖なる力に触れる旅。沖縄本島のパワースポット7選!

1 斎場御獄

沖縄パワースポットイメージ斎場御嶽という文字を見て「いったい何て読むの?」と思った人も多いと思いますが、実は(せいふぁーうたき)と読みます。斎場御嶽は世界遺産にも登録されている有名なパワースポットなんです。

沖縄パワースポットイメージ沖縄県には、御嶽(うたき)と呼ばれる神事を執り行う場所がたくさん点在しています。そして、琉球神話では、神様が沖縄本島を作り出した時に9つの聖地を作り出し、そのうちの7つの聖地が現存。

琉球開闢七御嶽(りゅうきゅうかいびゃくななうたき)として7つの御嶽は信仰されていますが、その御嶽の中でも最も神聖な場所としてあがめられているのが斎場御嶽なのです。

沖縄パワースポットイメージ沖縄の御嶽は、本州の神社仏閣と違って、神殿などが建てられていなくて、自然の巨石などを神殿に見立てて崇拝するという信仰の仕方がほとんどです。

沖縄パワースポットイメージですから、人によっては、斎場御嶽に行っても「見る建物が無い」などという人もいますが、それは見方が誤っているんですね。周囲の自然や、空気の質感、そこに存在する樹木や巨石などから生み出される自然のエネルギーを吸収する場所だと思って訪れることが大切なのです。


2 久高島

沖縄パワースポットイメージ久高島(くだかじま)は、沖縄県を代表するパワースポットで神の島とも呼ばれています。久高島は、沖縄本島の南部にある南城市(なんじょうし)という町の沖合に5km程船で向かった先にある、島の周囲は約8kmといったとても小さな島なんですよ。

沖縄パワースポットイメージこのような小さな島がパワースポットと呼ばれるゆえんは、琉球を開いたとされる神、アマミキヨが天の世界から舞い降りてきて、この久高島の地から国づくりを始めたと言い伝えられている琉球の聖地だからなのです。

沖縄パワースポットイメージそんな言い伝えがある久高島は島全体がパワースポットといっても過言ではなく、島をゆっくりと歩いて巡るだけでも神聖な力をいただくことが出来るように感じます。

沖縄パワースポットイメージ久高島には、現世とは異なる時空に存在する「ニライカナイ」からやってくる神々が降り立つという「イシキ浜」や、琉球を生み出した神が最初に降り立ったとされる「カベール岬」など、神聖な場所も多数存在するので、一日かけてゆっくりと島を巡れば、普段の日常生活では味わうことが出来ない神聖なパワーを受け取ることが出来るかもしれません。


3 首里城

沖縄パワースポットイメージ沖縄県に観光に来れば誰もが訪れると言われるほどメジャーな観光スポットの首里城ですが、ここも隠れたパワースポットなんですよ。

首里城は琉球王朝の風水師によって風水を計算して設計されていて、風の気を受け止めるように設計されているといわれています。風の気を受け止めることで縁に関する運気が風水上はアップすると考えられています。

沖縄パワースポットイメージですから、社交運や出会い運がアップすると考えられていて、そのパワーは更に水にふれることで効率よく運気を吸収できるとされています。

そのためか、首里城の城郭へ向かう途中には、龍樋(りゅうひ)と呼ばれる王宮の飲料水として使用されていた清らかな湧き水が湧き出る場所がありますが、こういった場所も風水の考え方から設計されているといえます。また、この龍樋自体もも知る人ぞ知るパワースポットなんですよ。

沖縄パワースポットイメージまた、城主までの途中の首里城内にも、琉球王朝時代に王が祈りをささげた御嶽も残っていて、城全体がパワースポットと呼べる首里城は、観光も楽しみながらパワーももらえるおすすめスポットですよ。

首里城の周囲にも、歴代の琉球王朝の王様のお墓なども残っているので時間があれば、城郭の周囲も見てみるのもおすすめですよ。


4  ガンガラーの谷

沖縄パワースポットイメージガンガラーの谷は、おきなわワールドのちょうど向かいに隣接するので、沖縄観光とあわせて立ち寄ることが出来るおすすめパワースポットです。

ガンガラーの谷では、何万年も前の人類の化石が発掘されたり、古代人の住居跡があったりと、いにしえの時代に人類が暮らしていたという場所です。谷には、鍾乳洞があったり、樹齢 何千年にもなるガジュマルの木が生えていて、この樹木には精霊が宿るとされています。

沖縄パワースポットイメージまた、鍾乳洞には、種之子御嶽という御嶽(うたき)があって、谷には神秘的な雰囲気が漂っています。太古の樹木や、鍾乳石から力を得ることが出来る場所で、しかもここは那覇空港からもアクセスが良好なので、比較的簡単に行くことが出来るスポットでおすすめです。

ガンガラーの谷はツアー形式でガイドの人に案内してもらって回る形ですから、基本的に事前予約していくことがおすすめですよ。


5 浜比嘉島

沖縄パワースポットイメージ浜比嘉島(はまひがじま)は、沖縄本島のちょうど中央あたりに位置する、沖縄本島からは離れた小島ですが、現在は海中道路と呼ばれる、海の上に整備された美しい道路を抜けて、アクセスすることが出来るんです。そして、浜比嘉島には30を超える拝所があって、祭事が年中行事としてたくさん行われています。

また、浜比嘉島は、昔ながらの赤色の瓦屋根や琉球石灰岩の石垣などが点在して、自然豊かな島ですが、大きなガジュマルの下にひっそりとたたずむ、東の御嶽(別名シヌグ堂)や、緑豊かな森の中にひっそりとそびえるシルミチューの洞穴などはどれも、趣のある神秘的な空間です。

そんな浜比嘉島を散策するのなら、車を停めて村の中をゆっくりと歩いて回るのがおすすめです。 ここには、昔ながらの島時間が流れていて、島を歩いているだけでも何か神秘的な力をもらえて、リフレッシュできるような気分になりますよ。


6 古宇利島

沖縄パワースポットイメージ古宇利島(こうりじま)は、一周が8km程度しかない小さな島で、最近は沖縄本島でも数少ない昔ながらの沖縄の本来の景色や海が残る場所として人気がありますが、ここも実は知られざるパワースポットなのです。

そして島には、7つの御嶽があって、それぞれに安産祈願が子宝を授かる為に祈りが捧げられています。島の西側にあるチヌグ浜という浜の付近には、西ヒジュルと呼ばれる御嶽があります。注意しなければいけないのは、西ヒジュルは男子禁制ということです。参拝にはルールがあるので地元の人に案内してもらうなどして、失礼のないようにお参りすることが大切ですよ。

琉球人は古宇利島から誕生していったという伝説が残るパワースポットは、周囲の絶景とともに心も身体も癒してくれること間違いありません。


7  大石林山

沖縄パワースポットイメージ沖縄本島の最北端の辺戸岬(へどみさき)の近くに、大石林山(だいせきりんざん)と呼ばれる巨石群がそびえ立っているんです。ここはパワースポットといわれなくても、明らかに周囲との景観が異なり大地の強烈なパワーを感じます。

大石林山は、最初に神が光臨してきて聖地を作ったとされる場所で、今でも40箇所あまりの御嶽が存在する沖縄きってのパワースポットなんです。

巨大なガジュマルや巨石群、パワーストーンとこの場所は、たくさんそびえる大きな石からエネルギーが放出されているのを感じ取れます。


出典: 沖縄らぼ



★斎場御嶽(せーふぁうたき)

・所在地 〒901-1511 沖縄県南城市知念久手堅サヤハ原

・期間 通年

・時間 9:00~18:00(入館は17:30まで)

・休業日 12/29~1/3

・料金 大人200円、小・中学生100円

・鉄道アクセス 那覇バスターミナルから東陽バスの38番志喜屋線志喜屋行きで1時間26分、体育センターバス停下車、徒歩10分

・自動車アクセス 那覇空港自動車道南風原北ICから国道329号を与那原向けに1.5km、与那原交差点を右斜め国道331号に入り、道なりに2kmで現地駐車場

・駐車場 10台 無料


・地震による断層のズレによって作られた巨大な二つの岩の聖域

琉球の創世神アマミキヨが築いた七御嶽の中で最高位とされる御嶽を訪れる

久高島と並ぶ沖縄パワスポ巡りのハイライトです。世界の中でも、いろんな民族が育んできた聖地が見られますが、斉場御嶽と久高島は、琉球王国が育んできた世界に誇る民俗信仰由来のパワスポといえるでしょう。そこまで神聖視される理由は、琉球神話の中で語り継がれています。


日の大神が開闢の神アマミキヨに命じ、アマミキヨは沖縄本島を作りました。その際にアマミキヨによって作られた7つの聖地が、琉球開闢七御嶽とされ、現代に語り継がれています。

その七御嶽は、

安須森御嶽(あすむぃうたき):国頭村辺土

クボウ御嶽:今帰仁村今帰仁グスク内

斎場御嶽(せーふぁうたき):南城市知念

薮薩御嶽(やぶさつうたき):南城市玉城

雨つづ天つぎ御嶽(あまつづてんつぎうたき):南城市玉城、玉城グスク内

クボー御嶽(くぼーうたき):南城市知念(久高島)

首里真玉森御嶽(しゅいまだむいうたき):首里城内

とされ、いまも変わらず、神聖な御嶽として位置づけられているそうです。この7つの中でも斉場御嶽は、琉球王朝の神事の場で、特に重視されている御嶽でした。琉球王朝では、神の声を聞くことの出来るのは女性であり、それも、王の親族の女性と決まっていたそうです。その女性のことを琉球王朝最高神官、聞得大君(キコエノオオキミ)といいますが、その就任式も斎場御嶽で執り行われていたとのこと。当時、この地は一般の人たちは入り口までしか入る事を許されず、国王でさえ途中までしか行くことができなかった程、神聖視されていたそうです。琉球王国の歴史と伝統、そして厚い信仰が詰まった聖地です。


もちろん、今は誰でも入ることができます。歩くと湧き上がってくるようなエネルギーが伝わってくるのが分かることでしょう。そして、奥に進んでいくほど、地球や生命、緑のエネルギーに満ちあふれていきます。ここに来るまで持っていた、日頃のワダカマリや悩みが小さく見えてくるほどです。とにかく、元気で爽やかな気持ちになってきます。さらに、この素晴らしい聖地が、ここにあるだけで素直に感謝してしまいます。沖縄に来たら、ぜひ、斎場御嶽へ。時間があるなら、他の御嶽も巡りたいところです。




★首里城

・所在地 〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2

・期間 通年

・時間 12~3月9:00~18:30、4~6月・10~11月8:30~19:30、7~9月9:00~20:30※閉館30分前で入園終了

・休業日 7月の1週目(水曜、木曜のみ)

・料金 大人800円、高校生600円、小中学生300円

・鉄道アクセス 沖縄都市モノレール首里駅または儀保駅から徒歩15分または、首里駅からバス里城前で下車徒歩3分

・自動車アクセス 沖縄自動車道那覇ICから車で約20分または、那覇空港から車で約30分

・駐車場 116台(首里杜館地下駐車場) 1回2時間以内310円


・日本と中国の建築様式を取り入れた、琉球を代表する建造物

風水によって導かれた場所に建てられたと言われるパワースポットを訪れる

世界遺産になり、いまも多くの観光客がやってくる首里城は、沖縄最大級のパワースポットとしても名を馳せています。その理由は、その城内に十か所の御嶽が存在することから。御嶽とは儀式を執り行う場所…つまり聖地を意味する言葉で、首里城内だけで、なんと十ヶ所も存在しています。琉球文化最大級の聖域とされる理由は、御嶽の多さが由来です。

また、首里城内郭の南側の大きな範囲を「京の内(けおのうち)」と呼ばれる聖域が占めていたことも、強力なパワースポットとして知られる理由として挙げられます。「京の内」はもともと十か所の御嶽のうちの数か所と森や岩が点在するだけの場所だったそうなのですが、この森こそが首里城発祥の地だとされており、起源であることから、首里城を国家の聖地たらしめている重要な場所だとされています。

かつては聞得大君をはじめとする神女たちが京の内で祭祀を行っていたとの言い伝えが残っているそうですが、その祭祀の内容やはっきりとした京の内の内部の様子はいまだによくわかっていないとの事。沖縄の聖地である御嶽に強力なエネルギーが満ちていることは、多くの権力者たちが危険を冒してまで足を運んだという歴史的な事実以外にも、実際にその場所を訪れた多くの方々も感じていると聞きます。沖縄のパワースポットを訪れる際には、外すことのできない場所であると言えるのではないでしょうか。

首里城の一部は有料となっています。首里城の復元によって無断での立ち入りが禁じられるようになり、拝所としての首里城は破壊されてしまったという声が一部には聞かれるそうですが、ほんのつい最近まで、ここはただの遺跡ではなく、実際に信仰の場所として女性が礼拝する姿もよく見られたそうです。無断での立ち入りが禁じられてからも多くの人々を引き付ける強力なパワースポット、首里城。訪れる際には、パワスポファンとしてのマナーはもちろん、現在もその場所を信仰の対象として祈りを捧げている人の存在を頭に留めておきたいところです。

そして、しっかりと首里城でお願いごとをした後は、沖縄ならではの旅があなたを待っています。目指せ、幸せな沖縄旅行!




★久高島

・住所 〒901-1501 沖縄県南城市知念久高

・TEL 098-947-1100(南城市観光文化振興課)

・最寄り駅 なし(徳仁港)

・アクセス

公共交通…ゆいレール「旭橋駅」から徒歩3分の那覇バスターミナルから38番系統の路線バス志喜屋線で1時間、バス停「安座真サンサンビーチ」下車、徒歩5分の「安座真港」から久高海運高速船に乗り換え15分、またはフェリーくだかで20分、「徳仁港」下船

・駐車場

・主な御利益 癒し/聖地


・琉球の創世神が降臨し五穀が伝わったと言われているパワースポットを訪れる

北東から南西方向にかけて細長く、最高地点がわずか17mという平坦な島であるパワースポット「久高島」。琉球開闢神話では、アマミキヨが降り立った地とされ、五穀発祥の地とされています。島内には、御嶽(うたき)、拝み所(うがんしょ)、殿(とぅん)、井(かー)など、いくつもの聖地が散在しています。その中でも島中央部にある「クボー御嶽」は久高島第一の聖域とされており、大きなパワーが発されていますが、男子禁制とのことです。このような場所は久高島に点在しています。

久高島は観光開発といった事業がほとんど全くと言っていいほどされておらず、昔ながらの集落が静かな雰囲気を残しており、訪れる人々を迎え入れるための「整備」というものがなされていません。当然のことながら、上記の琉球の聖地についての標識もほとんど存在しません。

島内に散在するパワースポットである聖地を巡るには、詳細な地図をあたるか、地元の人に聞かないと難しいとのこと。その中には、上記に記載した「男子禁制パワースポット」も存在していますので、事前に地元の方々に確認をしておくことをオススメします。パワスポファンとしての自覚も問われます。

また、久高島には昔から続く祭祀組織が現在も強く残っており、一年の内に数多くの祭りが行われていて、「今も神が生きる島」としても知られています。久高島を訪れる際には、パワースポットである聖地めぐりもさることながら、事前にこの祭りの下調べをして、「今も神が生きる島」を感じられる祭りを訪れてみるのも良いのではないでしょうか。




★内金城嶽

・所在地 〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町

・期間 通年

・時間 見学自由

・料金 無料

・鉄道アクセス ゆいレール首里駅から徒歩10分

・自動車アクセス 沖縄自動車道那覇ICから県道82号を首里方面に800m走った鳥掘交差点を左折し800m、首里城公園入口交差点を左折200mで首里杜館駐車場

・駐車場 78台(首里杜館駐車場) 1日1回310円


金城町の大アカギの茂る森の一角にある神々を祀った御嶽(うたき)。御嶽は、守護神が祀られる場所や聖地を意味し、拝殿の役割を担ったという内金城嶽は、12世紀頃に造られたという古い御嶽だ。石囲いの中には神聖とされるアカギの大木が茂り、その下に3個の石が立てられている沖縄独特のスタイル。沖縄の行事「鬼餅(うにむーちー)」の由来となった鬼餅伝説が残されている。